特 徴
|
船上城は、永禄年間(1558〜1570)、
三木城主・別所氏の支城として築かれた。
天正8年(1580)に羽柴秀吉に攻められ
落城。船上城には高槻城主・高山右近が
入城した。高山右近は、大規模な修築を
行ったが、天正15年(1587)、切利支丹
令により追放された。その後、黒田長興、
池田利政が城主となった。元和5年(16
19)、明石城が築城され、船上城は廃城
となった。現在の船上城は、明石警察署
の西側に位置し、住宅と田畑、公園の中
程の土盛りにあり、本丸に辿り着くまでに、
結構迷ってしまう。本丸跡には、船上城跡
を示す看板、古城大明神の鳥居、祠が祭
られている。また、明石城外堀沿いには、
船上城の長屋門を移築したものがある。 |