特 徴
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鷹尾城は永正8年(1511)、細川高国
側の武将・瓦林正頼が芦屋川、高座川
を天然の堀とし、背後に六甲連山を構
える地である鷹尾山(標高260m)に築
いた城である。この城は細川家内紛に
より阿波・細川澄元が京に侵攻するのを
止める為の城であったようである。また
山麓には鷹尾城の居館があったと伝え
られるが詳細は不明である。その後、細
川家内紛は細川高国方の勝利に終わり、
瓦林正頼は、永正13(1516)越水城を
築き本城とした。その為、鷹尾城は越水
城の支城として機能し、永禄11年(156
8)頃に廃城を迎えている。 |