特 徴
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野田城は現在の北野田駅付近に位置
していたと言われ、南北朝時代、野田荘
地頭をであった野田四郎正勝が築いた
城であり、南朝方の楠正成に仕えてい
たと伝えられる。延文元年(1356)、野
田正康がこの地で敗れ、村人共々犠牲
になったと言われる。この無念を弔う為
に建てられた寺が、同町・大悲寺である。
延文5年(1360)、足利義詮との戦いで、
野田正周は敗れ一族打ち死にしたと伝
えられる。この後、廃城。現在は野田駅
から線路沿い南に数分進んだ所に、野
田城址の木碑が建っていて、この地に
野田城が存在していた事を伺う事が出
来る。 |