沢 良 宜 城

沢良宜城(大阪府茨木市美沢町13美沢公園)
最終訪城日 2001/10/31    撮影日 2001/10/31
美沢公園に建つ沢良宜城跡石碑・説明版
沢良宜城(大阪府茨木市美沢町13)
住宅と化した城跡

 

   
  別  名  不明
  所在地  大阪府茨木市美沢町13美沢公園
  地  図  MapFanWeb 沢良宜城
  電  話  なし
  城の種別  平城
  築城者  不明
  築城年  不明
  歴代城主  藤井三位
  遺  構  なし
  構  造  約三千坪の環濠を持つ城郭
  交  通  阪急電鉄京都本線南茨木駅下車徒歩10分
  特  徴 













沢良宜城の築城年は不明だが、応永6年(1399)
には、足利義満の堺進攻の際に沢良宜城主・藤井
三位も「御馬廻り免状」をもらい、家臣を従え出陣し
た記述が残っている。ちなみに御馬廻りとは、室町
幕府直参のの旗本のことである。当時の沢良宜城
の規模は、三千坪の環濠を持つ城郭として相当な
力を持っていた。さらには、隣接した佐和良義神社
の拝殿前にある八幡神社は城の守護神で、南北に
ある長い参道は乗馬訓練の馬場と伝えられている。  
また、廃城を迎えた時期は、応仁の乱(1467〜
1477)の頃、もしくは1400年代の早い時期であろ
うと言われている。現在の沢良宜城は、マンション
や住宅となり、当時を偲ばせる遺構は何も見あたら
ない。
   

 

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