特 徴
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龍門寺城は、正安元年(1299)、悦厳
崇禅が開創の竜門寺を、天正元年(15
73)朝倉義景討伐のために、織田信長
が城郭として用いたのが始まりである。
織田信長が龍門寺城から去ると、越前
には一向一揆が起こり、その際に三宅
権丞が入城。城域を固めたとされてい
る。その後、越前を平定した織田信長は
天正3年(1575)、北庄城の柴田勝家
の目付けとして、不破光治を33300石
で大名としている。現在は竜門寺として
再建しており、山門脇に立てられた石碑
がここに龍門寺城があったことを伝える
のみである。 |