特 徴
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天文15年(1546)金沢城の前身は一向一揆の
中心となる金沢御坊・金沢御堂・尾山と呼ばれて
いた。しかし天正8年(1580)佐久間盛政らによ
って占拠され、城郭として改修された。この際、
尾山城と呼ばれるようになった。その4年後の
天正11年(1583)に入城した前田利家によって
さらに堅固たる城郭へと変貌を遂げた。そして
金沢城と呼ばれるようになったのは、慶長7年
(1602)に起きた落雷に伴う大火であった。
鎮火後、山麓の金洗いの沢の井泉あたりまで
縄張りを広げで増改築した。この改修が金沢城
と呼ばれるようになったきっかけである。 |