特 徴
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伊達城は大永元年(1521)に伊達家
14代藩主・伊達稙宗が築城した城で
ある。本来、城としての機能よりも本陣
として用いられたとされている。伊達稲
荷神社由緒には、『上山・山形城を攻略
し、漆山伊達城に本陣を置き戦の指揮
をとった。』とある。その際に稲荷神社を
祀り、領民に崇拝させたと伝えられる。
昭和18年頃まで高さ6m、幅4m程度
の小高い土塁、そして外堀があった。
土塁には松の木が立っていて、木の下
には、石の万年堂が安置されていた。
しかしこの土塁を含む遺構は戦時中、
飛行場施設にする為、平地にされ今は
何も残っていない。この伊達城稲荷神
社は昭和46年(1971)に再建され、
現在に至っている。 |