特 徴
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鬼甲城について判らない事は多いが、落濱入道大林こと
大森政圀の居城であったと伝えられる。鬼甲城は8mと
4mの水堀を配し、さらには東と南に最上川が流れるという
天然の要害であった。大森政圀はもともと京で夢を抱いて
いたが、葉山の大円院にいる兄を頼りこの地に来ている。
また中央では金品を奪う悪者とされていたが、地元では
決してそうではなかったとされる。平安時代終わり頃、5万
3千の源頼義の軍勢に攻められ鬼甲城は落城。その際、
娘の駒姫だけはと白馬に乗せ、秘密の穴倉から逃がすも、
弓矢を受け殺されるという悲しい伝説も地元には残っている。
現在の鬼甲城は有志らによって整備され駐車場も車2台分
ある。現地は347号線を挟み、村山市大高根市民センター
(地図では公民館と記載)向かいの山である。 |