特 徴
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白鳥城は、葉山、樽石川、沢川、最上川に
囲まれた天然の要害で、谷地進出以前の
白鳥氏の居城である。白鳥氏は奥羽安倍
氏の血筋で、寛治5年(1091)八幡宮を建
立している。永禄元年(1558)頃、谷地へ
進出。天正5年(1577)、白鳥十郎長久は、
出羽国の覇者として織田信長に名馬を送り、
中央大名との親交を深めながらも地方の勢
力を拡大しようと考えていた。しかしこの事が
災いして、天正12年(1584)、山形城主・
最上義光は重病と偽り、白鳥十郎長久を山
形城に呼び誘殺。悲運の最期を遂げている。
現在の白鳥城へは戸沢中学校裏から登る事
が出来る。 |