滝 川 氏 城

滝川氏城(三重県名張市下小波田)
最終訪城日 2001/05/10    撮影日 2001/05/10
滝川氏城遠景
 
近鉄電車・美旗駅前の地域案内板
近鉄電車・美旗駅前の地域案内板

 

   
  別  名  小波田城
  所在地  三重県名張市下小波田
  電  話  なし
  城の種別  丘城
  築城者  滝川三郎兵衛
  築城年  天正9年(1581)
  歴代城主  滝川三郎兵衛
  遺  構  四方土塁
  構  造  本丸規模は70m四方に土塁
  交  通  近鉄大阪線美旗駅下車徒歩30分
  特  徴 
















滝川三郎兵衛は、滝川一益の娘婿で織田
信雄に仕えたことから滝川雄利とも名乗っ
た。滝川三郎兵衛は織田信雄の伊賀統一
の足がかりとして上野市に丸山城を築いた
が、天正6年(1578)落城。織田信雄の元
へ戻った。天正9年(1581)に滝川三郎兵
衛は副将として比自山砦を攻略。次に160
0名が立て籠もる柏原城攻略の為、3万5千  
余の軍で攻め入ったが容易ではなく、長期
戦になりそうだった為、織田信雄の本隊を
小波田に戻し、短期間にこの城を築いた。
この伊賀乱の後、滝川三郎兵衛は伊賀守
護の地位に就き、丸山城に入り、滝川氏城
は南伊賀を支配する拠点として、滝川家家
臣を置き守らせた。現在の滝川氏城はぶど
う畑の真ん中にある地区の運動公園と化し
地域住民の憩いの場となっている。
    

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